いすみ市GH「小福」を訪問しました

いすみ市の包括型GH小福を見学させて頂きました。
平成24年12月に男性棟(6部屋)が、翌年にはとなりに女性棟(4部屋)が設立された、包括型GH小福を訪問しました。最寄りの長者町駅まで徒歩10分圏内でありながら、自然に囲まれた過ごしやすそうな環境です。



まずは男性棟を訪問。現在入居者は5名、居室は1つ空いていて、知的障害・精神障害・身体障害の方を広く受け入れており、職員が常駐しているため日中支援が必要な方も安心です。日当たりの良い明るい居室はエアコンと冷蔵庫が備え付けられています。
男性棟も女性棟も管理者のこだわりで建てられていて、あたたかい雰囲気の共有スペースが印象的です。
グループホームとしては珍しい喫煙ルームが備えられているのは、尊重と共存の姿勢の表れと感じます。



女性棟はまた違った落ち着いたたたずまい。もちろん喫煙室も完備です。こちらは現在満室。軒下にはツバメが巣を作っていました。まさに小福です。
管理者の弓北さんは、「 「家」という側面から安心・安全に過ごせることを土台にして、そのうえで利用者一人一人に寄り添った支援を行うことを大事にしています。GHに入居する理由は様々で、その背景からそれぞれ個別のニーズがあり、求められる支援も変わります。それらに寄り添っていくことが小福の存在意義だと考えております」と話してくださいました。
これから世話人さんたちと広大な畑を耕していくとのこと。夏にはそこでとれた野菜をふんだんに使ったカレーを食べるのだろうと羨望のまなざしを送りつつホームを後にしました。
本日紹介のグループホーム情報
障がい者共同生活住居 小福
いすみ市岬町東中滝648-1
0470-62-5777