【長生・夷隅圏域】グループホーム見学会を行いました。
8月23日、グループホーム虹の家さんの見学会を行いました。
少人数でのお茶会のような雰囲気の中、施設の見学を行い入居者さんとのかかわり方、立ち上げることになった経緯などをお聞きしました。
「新築のにおいがする」と思わず言ってしまうような建物は3年前に建てたものです。
リビングを挟んで男女別の方角に部屋が並んでいる廊下にもエアコンがあり、納戸横には取り入れる空気を浄化する設備も備わっています。
グループホーム虹の家は、障害のある子をもつ親御さん5家族(子は計6人)が、我が子がいつまでもおだやかに暮らせる場所を目指して作ったホームです。
現在は金曜日の夜に自宅に帰り、日曜日の夜にホームに戻る生活をしています。
「将来に向けての予行演習」として祝日は自宅でなくホームですごしてもらうなど、徐々にホームで過ごす時間を増やしていきたいという想いがあるそうです。
代表の宮崎さん。
利用者さんが自分らしく暮らすためには、支援者の良好な情報共有がかかせないといいます。
作業所等日中の活動先とは、連絡を取り合いそれぞれの場所にいないときの様子を共有し、いつも違う様子にいち早く気付くようにしています。
ホーム職員同士は、2ヶ月に1度のスタッフ会議で支援方針をじっくり話し合い、高い精度で現状の把握と統一した支援を実現しています。
それまで経営などをしていたわけではない親御さんたちが制度を調べながら、作り上げたグループホーム虹の家。
具体的な資金作りや各種申請の様子といった貴重なお話を、宮崎さんのユーモアを交えた語り口でじっくり教えていただくことも出来ました。
事業所名
グループホーム虹の家
住所
長生郡睦沢町上市場2318番地1
代表
宮崎 登身雄