【市原圏域】シャインホームに見学に行きました。
今年9月、市原市に開設した日中サービス支援型のグループホーム、シャインホームを訪問しました。
住宅街にあるホームは社員寮だった建物を大きくリフォームした建物で、解放感のある広々としたつくりとなっています。男女入居可能で居室は10部屋、短期入所室が1部屋となっています。
管理者の猿田さんは東京で障害者福祉に20年近く関わってきた理学療法士です。障害のある方が受け入れ先の少なさから遠方の施設に行かざるを得ない状況を間近でみていたことから、地域に住み続けられる場所をつくりたいと強く思っていたそうです。
社員寮であった建物を改装するにあたり、リビングの小上がりはあえて残しました。
これは理学療法士としての自宅に戻ってからの生活を意識しての決断で、バリアフリーにしてしまうと足を上げる機会を奪ってしまう。あえて日常の中にバリアがあることで機能訓練を生活の中に落とし込むことが出来るといった視点のためでした。
また、生活環境を整えることで自立した生活が出来るようにリハビリ専門職の視点でアドバイスをしていたり、個々の身体機能や運動機能に応じて無料でストレッチや運動療法などボディメンテナンスを提供しているなど意欲的な支援を行っています。
食事にもこだわりがあり、食事の写真は毎日Instagramに投稿されています。どれも素敵な色合いの健康的な献立となっています。
今後について猿田さんは、「身体的に重度な方も受け入れて、ひとりひとりに合った支援をしていきたい。地域にとけこみ地域の一員として活動したい」と、散歩中に野菜をもらったエピソードをニコニコと語った後おっしゃっていました。
現時点では男女共に空室があります。お問合せは市原圏域グループホーム等支援ワーカー大宮・堀越へお願いします。
中核地域生活支援センターいちはら福祉ネット
市原市東国分寺台3-10-15
0436-23-5300
ichihara@chibaghw.or