【長生夷隅圏域】GH見学会を行いました
10月8日、長生郡市総合支援協議会、居住部会主催のGH見学会をおこないました。
当日は圏域内の多くの事業所の管理者さん、サビ管さんが参加してくださいました。
各自治体の福祉課職員さん・特別支援学校の先生も来てくださり、参加者同士の交流の場ともなりました。
総合施設長の河北さん自ら案内と説明をしてくださり、私たち参加者は3つのグループに分かれて施設の見学をさせていただきました。
本日訪問させていただいたのは、当圏域で行動障害を持つ方を対象としたグループホームを複数運営しているNPO法人みらい工房さんです。
市内で生活介護事業所も運営し、一日を通して利用者さんらしい生活の実現のために活動されています。
みらい工房は千葉市でNPO法人として幅広く障害福祉に携わってこられ、平成31年に千葉市のみらい工房は社会福祉法人に法人格を変更し、NPO法人の機能を茂原に移行しました。総合施設長の河北さんは「いつかは必ず地元に戻り、利用者さんが地元に住む手伝いをしたい」と強く思っており、それを叶える形で平成31年4月より「GHみんなのいえ」を建てていきました。
生活介護事業所の見学では、活動中のみなさんの様子を見学させていただきました。日々の生活の中から皆で楽しみを見出す姿勢が、月に2~3回の小イベント企画からみてとれます。若い男性の職員さんが多く、イベントの企画もアイデアを出し率先して行っているところが印象的でした。
わたしたちのグループは、「みんなのいえ暖」というグループホームの見学をさせていただきました。机はふる里学舎に作成依頼をしたものだそうです。くつろげる空間を維持できるよう、河北さん自作の木製の設備がそれとなく支えになっています。建物内はどこもきれいに清掃されていて、お話を伺うと「世話人さんがトイレのにおいはぜったいさせない」と勤務時間内のトイレ清掃回数を増やす工夫をするなど利用者さんと接する職員さんからの意見を受け入れた結果とお話されていました。
昨年開設した「みんなのいえ縁」にもおじゃましました。
こちらは前回取材にこさせていただいたのですが、
(そのときの記事はこちら)
転倒してもケガにつながりにくい柔らかい床材、カフェのような木目の美しい壁面、開放的な室内をあらためて体感しました…
居住部会では、今後もグループホーム同士の見学会をおこない、地域のことを皆で考え困り事を相談しあえる関係をつくっていきたいと考えています。
次回はどこに見学に行かせていただこうか、今から楽しみにしています。
今回見学をさせてくださったNPO法人みらい工房では、複数のグループホームを運営しています。お問合せは長生夷隅圏域グループホーム等支援ワーカー金沢・竹村までお願いします。
0475₋36₋3013
hinata.tyousei@lilac.or.jp