<地域のみなさま>地域連携推進会議へのご協力をお願いします
令和6年4月の障害福祉サービス等報酬改定により、障害者グループホームでは“地域連携推進会議”の定期的な開催が義務付けられることになりました。

背景には、障害を持つ方の住まいの確保という課題に対して、グループホームの設置数増加で一定の成果を出すことができたものの、その質を問う場合に事業所間の格差が小さくないという現状があります。
「住まい」「生活の場」である障害者グループホームは、その性質上、日頃の様子が第三者から見えにくく、事業者がどんなサービスをしているのか、入居者がどんな気持ちで暮らしているのかが分かりにくく、閉鎖的な環境になりやすい部分があるのです。
そのため「運営推進会議」という、地域の関係者を含む外部の目が定期的に入る会議体を設置することとなりました。

地域連携推進会議では、事業所ごと年に一回の会議、居住施設ごと年に一回の見学が義務とされています。
事業者にとっては地域の方による普段と異なる視点からの意見を聞くことで気づきを得られるチャンスとなります。

そこで地域の皆様にはおねがいがあるのです。
地域の障害者グループホームから、地域連携推進会議の参加依頼がありましたら、ご都合のつく範囲での協力をお願いします。
そして、会議では利用者さんや事業者さんのお話を聞き、グループホームでの生活を知ってください。気になる部分はどんどん聞いてください。
運営推進会議は質の確保の他に「地域との連携」、利用者や事業者が地域の一員となることも目的としています。
隣人の一人として認識していただければうれしく思います。
よろしくお願いします。