これまでのチーム研究成果を公開します

障害者グループホーム等支援事業では、どのような障害があっても地域で暮らすことができる”家”の役割をグループホームが担う方法を模索しています。

グループホーム自体の数は年々増加していますが、


・強度行動障害を伴う方
・医療的ケアが必要な方
・高齢化した障害をお持ちの方
が暮らすことのできる場所は多くありません。

専門性、設備、人員…複数の懸念から事業者さんが躊躇されるのは想像に難くありません。結果、対象とする障害の種別により対応するホームの数には大きくばらつきがあるのが現状です。

どんな障害のある方でも地域で暮らすというのは特別なことなのでしょうか。
特別な支援者だけが提供できる場所なのでしょうか。

そこで、障害者グループホーム等支援事業では3つの班をつくり「強度行動障害」「医療的ケア」「障害者の高齢化」をテーマに研究することとしました。

すでに対象者を受け入れて支援を実践している事業者
事業者をバックアップする自治体
連携して支援を行う福祉医療等の関係機関
入居者の家族や地域住民

そういった関係者を取材しその取り組みや考えをまとめること、それを発信することは地域で暮らす”家”が充実していくことに意味があるのではないかと私たちは考えます。

毎年、1年の成果を「グループホーム講座」として発信してきましたが、今年度は20周年大会の分科会にて発表する予定です。

その前に、これまでの取り組みをぜひご覧ください。
それぞれの場所で奮闘している皆さんの姿は日頃の支援やこれからの方針に影響を与えてもらえるものと思います。

下記をクリックしていただけるとそれぞれの過去の取材動画を閲覧することができます。